冬来たりなば春とうがらし

これまでに経験した困ったことと、その解決法らしきもののまとめ。あと読んだ本。

Macを修理してみた

仕事で使っているMacbook Proのディスプレイのコーティングがだいぶ前から剥がれるようになっておりまして、これはリコール対象になっており無償修理してくれるのですが、修理を頼むのが面倒で(剥がれの範囲が、画面の表示部分以外だったというのもあります)ずっとそのままにしておりました。ですが、ついに表示領域にもはがれが出はじめたので、重い腰を上げて修理をお願いしてみました。

10/27に、ウエブサイト経由で名古屋(栄)のApple StoreGenius Bar(カスタマーコーナー的なところ)を10/29(土)の日程で予約する。土曜日なので予約いっぱいかと思ったら、全然普通に予約できました。まあ発売されて間なしの製品とかがなかったので比較的空いてる時期だったのかもしれません。

10/29に、えっちらおっちらMacbook Proをかついで名古屋まで行きました。Apple Storeについたらけっこうな人。Genius Barを使ったことなかったので一階にいた店員さん(アップルロゴの入った青いシャツを着てるのでわかりやすい)に「Genius Barを予約してるんですけど・・」と言ったら「二階に行ってください」と言われたので2階へ。2階には(たぶん予約していない)Genius Bar待ちの人が20人位ならんでいてギョッとなりましたが、予約の旨を伝えるとすぐにカウンターに案内されました。対応できる人の手が空くまで、5分くらい待たされましたが、要件は予約時に伝えておいたので非常にスムーズに話が進みました。実際の剥がれの状況を確認したあと、ディスプレイ以外の機能の確認をひと通りすましたら、交換手続きの手順の説明へ。要約すると、
1 修理作業は一週間くらいかかる。
2 ディスプレイの交換なので、基本的にはパソコン内のデータはそのままで帰ってくる(はず)が、分解して作業する時にデータが失われる可能性がある(データのバックアップをしていることは最初に確認されました)。
3 ディスプレイごと交換(液晶に貼り付けている板だけを換えるのではない)なので、ディスプレイの裏に貼ってあるシールは全て廃棄となる(韮山反射炉とか、TAMIYAのシールを貼っていたので、非常に惜しかったのですが仕方ない。)本体の裏に貼ってあるシール(いわゆる備品シールです)はそのまま帰ってくる(はず)。
4 修理中に他の部位に問題が見つかった場合は、電話連絡で対応を聞いた上で有償修理。
といった感じの説明を受けました。
診断中に、修理後のパソコンをどう受け取るか(storeに取りに行くか郵送か)を聞かれたので、職場に郵送をお願いしました。郵送先の情報などはすべてipadで入力していきます。ipadの文字入力に慣れていない人にはちょっと厳しいかな?(たぶん店の人が代わりに入力してくれると思いますが)と思いました。

わりと単純な要件(請求金額もなし)のため、そのままMacbook Proを預けて終了でしたが、Genius Barで隣りに座っていた夫婦の方はハードディスクがクラッシュしたMacからデータを救出した上で修理するという、なかなかな難題をお願いしていたので、対応もかなりの長期戦(費用も結構かかると思われる)になりそうでした。ついでにiphoneの修理もお願いしてたし。というわけで、Genius Barに行くときは面倒がらずに予約してから行くべきだと思います。予約なしで行くと、数時間待たされるのも珍しくなさそうな気がします(週末だと。

で、一週間ほど修理にかかると思って、職場で余っていたMacbook air (11インチ)に外付けディスプレイをつなげて仕事をしていたのですが、11/1の火曜日に修理後のMacbook Proが届くという4日間での超速対応だったので大変助かりました。あと、修理報告書がApple謹製のクリアファイル(クリアじゃないけど)に入って送られてくるのはお得でした。

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企業の経営のことはよくわかりませんが、修理センターの維持・運営にもAppleはかなりお金をかけているのではないかと推測します。

てな感じで、今回の教訓は
1 Genius Barに行くときは予約をしよう
2 Appleのアフターサービスはいいぞ(ディスプレイコーティングの不具合を数年放置していたのは非常にアレですが。。。

3 剥がれのないディスプレイは超きもちいい