オレのこんかつ

これまでに経験した困ったことと、その解決法らしきもののまとめ。あと読んだ本。

山を登って降りる

先日、お子さんを若くして亡くされたご両親と会う機会がありました。亡くなられた人と私の共通の友人の方に誘っていただき、大変ありがたかったです。そのお子さんを亡くされてちょっとした時は、とくにお母さんの憔悴具合がいかにも気の毒で、かける言葉もありませんでした。それからしばらくしての今回でしたので、ご両親とも時間相応に整理がついていているように感じられました。

私は子育ての経験はないので、子どもをなくす気持ちは想像することも難しいところがあります。育てられた経験はありますが、子どもから見た親は、(多くの場合)物心ついたときが完全体で、そのあと時間の長短はあれど衰えていく姿を見ていくことになります。私もおそらくあと10年以内に両親のうち少なくともどちらかを見送ることになるのではないかと、種々の条件を見て思ったりします。
それに対して、子どもをなくすということは、生まれた直後自分で何もできない状態から始まり、物が食べられるようになり、言葉を話すようになり、動き回るようになり、言うことを聞かないようになり、いつの間にか自立していく姿を一通り見たあとで、もう一度動かなくなった姿を見ることになるわけで、その思いはいかばかりでしょうか。

そのご両親からは、亡くなられたお子さんの子供の頃の話を伺い、それにあわせて私の子供の頃や学生時代の話などをしたりしました。私から見るに、ご両親とも楽しんでいただけたように見受けられましたが、最後の方にお母さんがふと、「そういう話を聞いていると楽しいのだけど、ふとどうして自分のところはそうじゃないんだろう(子どもから話を聞ける状況にないんだろう)と思っちゃう」と言われ、返す言葉がありませんでした。

ただただ亡くなられた方のご冥福と、ご両親の心の平穏を祈るばかりでした。

うんちく語りなば

他人に好かれることはなかなか難しいものですが、嫌われる(いやがられる)ためには、わりと典型的な方法があります。その一つが「うんちくを語る」ことでして、誰かがうんちくを語り始めると、まあたいてい場の雰囲気がビミョーになるもんです。とわかっていても、うんちくを語らずにおれないのが人のサガ(というほどでもない)であります。それで、比較的穏便にうんちくを語りたいと思うわけですが、そのためには、
1 うんちくのテーマを自分から振らない
2 うんちくの「タネ」を相手にさとられない
必要があります(個人の感想です。
まあ、誰も聞いていないことについてうんちく語りだして、あげくそのネタ元もバレバレ、というのはなんとも「悲しい色やね」でして。

 

じゃあどうすればいいか、というとうんちくのテーマを広く用意しておいて、そのタネをマイナーなソース(専門書とか)から拾っておくのがいいのですが、とくに後者はなかなか難しいものです。というわけで、守備範囲の広いうんちくのテーマのタネとなる、メイジャーなソース(矛盾極まりない)を挙げておきます。

 

「xx人はアアダ」とか「xx人種はコウダ!」みたいな話になったら

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
 

 ものすごく有名な本なので、書いてあることをそのまま語ると逆にアホ扱いされること必至ではあります。さらに有名な本なので、反論や反証などもこれまでにたくさん挙げられているのですが、この本の内容でもっとも重要なのは「ある集団と別の集団で勝ち負けがはっきりしたときに、その集団の遺伝的背景(才能)の優劣を持ち出さなくても、原因が説明できうる」というアイデア(考え方)なのではないかと思います。こういう考え方は昔からあったんだと思いますが、この本のような大きい時間的空間的スケールで説得力あるかたちで、かつわかりやすく書かれた本はなかったのではないかと思います。あと、下のバイアスの話にも関わるのですが、こういう考え方は集団間の議論でありまして、個人の比較から集団の優劣を話しても意味ないです。たとえば、私よりベーブ・ルースが野球がうまいからと言って、アメリカ人が日本人より野球能力に優れている、という話にはなんの意味もない(むしろ害がある)です。

 

バイアス・思い込み系の話になったら

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
 

 これもとても有名な本なので、書いてあることをそのまま語ると(以下略)。いろいろな人と話したり、少しの自省心があれば、ほとんどのひと(自分も)がバイアス・思い込みのかたまりなことに気づくと思います。それだけだとどうしようもないのですが、そのバイアスに人間ならではの一定の傾向があるということをわかりやすく徹底的に書いてあるのがこの本だと思います。たとえば、大抵の人はサイコロを振って奇数が出れば200円もらえるが、偶数が出れば150円払う、というギャンブルを避けます。だけど、交通事故にあうより低い確率でしか3億円当たらないくじには、けっこうな数の人が300円払います。このような行動の元には、人間ならではのバイアスがある、というのがおもしろいところです。
この本に書いてることをそのまま受け売りするのは、タネがばれて悲しくなる可能性がありますので、コンセプトをうまく使って、会話がバイアスまみれになったときに、さらっとうんちくを語れば、みんなの尊敬を集める・・・・ことはなくてよけいに嫌われることになるでしょう。

 

最後に、日本では人種的(民族的)多様性が小さいせいか、「xx人は足が速い」みたいなことがふつうにテレビで話されたりするのですが、そのへんをマジメな科学の話としてまとめた本としては、

スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?──アスリートの科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?──アスリートの科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

 があります。ジャマイカの短距離ランナーとかケニアエチオピアの長距離ランナーの話は特におもしろかったです。

役にたたない一人暮らし入門

入試シーズンも終わりに近づき、進学・就職などで春から一人暮らしを始める人も多いことでしょう。ネット上には一人暮らしを始める人に向けた役に立つアドバイス集が星の数ほどありますが、あえてその星くずに一つ加えようかと思います。基本的に実体験に基づいているので、一人暮らしするまでほとんど家事をしたことなかった(ない)男性を想定して書いています。

 

1 コード付きアイロンを買おう
一人暮らしするまでアイロンがけはおろか洗濯もしたことなかった人も多いかと思います(私もそうでした。アイロンがけはとてもメンドウですが、ハンカチだけでもアイロンがけするとシャキッとして気分いい(かもしれません。また首周りが若干びろ〜んとなったTシャツの首周りだけでもアイロンかけると復活することがあります。で、アイロンを買いに行くと、今時はコードレス(充電式)のアイロンが主流となっております。これはこれで便利なのですが、アイロンはわりと電気を食うため、充電式のやつはけっこうすぐにスタミナ不足となり再充電することになります。このため、ただでさえもメンドウなアイロンがけにイライラが加わって、よけいに億劫になりがちです。ですので、扱いはちょっと不便になりますし、売っている数も少ないのですが、コード付きのアイロンをオススメします。
また、アイロンがけする時はアイロン台があると便利(なかったら、バスタオルを下にひきましょう)ですが、基本的にアイロン台は大きければ大きいほど使いやすいです。部屋のじゃまにならない範囲で大きいものを買っておくのが吉だと思います。

 

2 洗濯ネットを買おう
色の濃いフリース的なものを一回下着類などといっしょに洗濯してみましょう。きっとフリースに糸ぼこり的な、洗剤の溶けのこり的な白い粉粉が付くことになり、これを(ガムテとかコロコロとかで)取るのがメンドウです。こういう粉粉付きを起きにくくするためとおしゃれ着的なものの型崩れを防ぐために洗濯ネットがあります。スーパーに行っても100円ショップに行ってもいろんな所でいろんな種類のネットが売ってありますが、オススメは「目」の細かいネットです。目が粗いやつは結局ほこり成分とかが入りこんでくるので。若干高いですが、私は無印の洗濯ネットをオススメします。セーターとかもネットに入れたら、ふつうに洗濯しても意外と大丈夫だったりします。

www.muji.net

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ちなみに洗剤は、部屋干しトップを個人的にオススメします。

 

3 炊飯器を買おう
わざわざ言われなくても一人暮らし開始マストアイテムにたいてい入っていると思いますが、炊飯器は便利です。ちなみに私は一人暮らし始めて5−6年炊飯器持ってなくて、買った時にもっと早くに買うべきだったと後悔しました。今はいろんな高機能の高いやつもたくさん出ていますが、予算がなければ安物で十分かと思います。米さえキープしておけば、洗って水入れてボタン押すだけでご飯食べられますし、自分で炊いたご飯は若干失敗しても(分量を守ればそうそうないですが)おいしく食べれられるものです。予算に余裕がある場合は、圧力釜になっているものを買うのをオススメします。個人的に、IHはいらない気がします。飢えたら、ご飯炊いてボンカレーをチンしてしのぎましょう(カレー好きの発想)。

4 布団乾燥機
一人暮らし用のアパートは物干しスペースが極小だったりなかったりしますし、例えあっても布団を干すのはメンドウなものです。ベッドのマットレスとか絶望ですし。布団乾燥機は、その面倒さをかなり軽くしてくれます。ちょっと前までは、乾燥用の袋を敷布団と掛け布団に挟む必要があり、それがメンドウでしたが、いまはホースを布団の間に差し込むだけでいけるタイプが出ていますので、それを買いましょう。冬場はこれで布団を温めてから寝ると快適に寝られます(温めすぎると布団を蹴飛ばして冷えるハメになりますが。

 

もっと有用なことが書いてあるブログ類を参考にして、ドキドキ一人暮らしライフを堪能しましょう!

必要ナイヨン

日々生活して、「必要ないなあ」と思うことは「偉ぶること」

 

ある人が実際にエライのなら、偉ぶらなくても自然と周りの人は相応に扱ってくれるし、リスペクトもされるだろう。

 

でも、実際エラくない人が偉ぶったら、周りの人は「なんじゃこいつ」と思うだけで、「偉ぶっているのだから、この人はきっとエライんだろう」なんて思わないだろう。

 

というわけで、どんな人もエラかろうがエラくなかろうが、偉ぶる必要はないし、偉ぶってもいいことなんてないと思うのです。

ヨーロッパ−中東をお勉強

2010年代になってからずっと落ち着くヒマのないヨーロッパ・中東情勢。ヨーロッパは経済(金融)危機と難民(受け入れ)問題、中東は民主化を求める動きに引き起こされた内戦と難民(輩出)問題、と課題のタネは違いますが、どれにしても一朝一夕に解決する方法はなさそうなのがつらそうです。というわけで、ヨーロッパの問題を勉強するために「欧州複合危機」、中東の問題を勉強するために「サイクス=ピコ協定百年の呪縛」を読んでみました。どちらの本も適度な分量の中に、基礎知識から今後の展開(課題)まで簡潔にまとまってあって、とてもよい本だとおもいます。

欧州複合危機 - 苦悶するEU、揺れる世界 (中公新書)

欧州複合危機 - 苦悶するEU、揺れる世界 (中公新書)

 
【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛 (新潮選書)

【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛 (新潮選書)

 

 

「欧州複合危機」 遠藤乾 著 中公新書
2010年代の欧州の苦境を招いた危機を「ギリシャ経済危機」「テロ」「難民危機」「イギリスEU離脱」「日本を含めた外部世界への影響」などに分類してそれぞれを解説している。どの問題も、原理的にはヨーロッパ諸国が肩を組んで包括的に取り組まないといけない問題なのに、実際には各国それぞれの事情のために足並みが揃わず、なかなか話が進まない事情がよく分かる。どれもこれも複雑怪奇な問題だが、むりやり単純化すると、「ギリシャ経済危機」はドイツ、「難民危機」はトルコ、「イギリスEU離脱」はイギリス(の今後のふるまい)にかかっている感じを受けた。なんだけど、ドイツの経済政策(のもとになる哲学)は他のEU諸国の政策とは異なり、トルコは(EU外なので)いわゆるヨーロッパ的な価値観・政策に基づく行動を取ら(れ)ず、イギリス自体が今後の展開を読みきれてない、という矛盾というか利益背反が重荷。テロに関しては、ヨーロッパにおいては最近増えてるのかなあと思ったら、かつてのIRAバスク独立勢力によるテロが頻発してた頃と比べるとむしろ減っているというのが興味深い。ただ、国内組織によるテロと国外から流入してくる(ISやアルカイダなど)組織によるものとでは、国民への影響・国民からの反応が異なってくるのだろう。また今のインターネット時代では、かつてよりテロの「成功率」(どれだけニュース・脅しになるか)が高まっている気もする。

「サイクス=ピコ協定百年の呪縛」 池内恵 著 新潮選書
これまでずっと、(たぶん多くの人と同じように)第一次大戦のイギリスの2(3)枚舌外交が今の中東の混乱・対立を招いた諸悪の根源と思っていた。でもこの本を読んで、(イギリス・フランスの責任はあるにしても)当時の中東自身に自己解決能力が欠けていたこと(他力本願寺っぽい)や崩壊寸前のオスマントルコ帝国の事情がかなり影響していたことなどを知った。なんやかやで100年持ったサイクス=ピコ協定に基づく統治システム・国境線が限界を迎えて、改革を求めた運動・内戦・テロなどが勃発して、難民が大量発生→豊かなヨーロッパをめざして移動→ヨーロッパ的な「人道的」支援の限界を超えているため、「人道的」支援の外側で活動するトルコで足止めするためにEUからトルコに高額援助、という流れ。オスマントルコ帝国(とロシア)の力を抑えるために策定したサイクス=ピコ協定の限界から生じた問題解決(その場しのぎぽいけど)のために、オスマントルコの直系でかつEU的な価値観と異なる政策・統治を行っているトルコを批判しながらも援助(丸投げ)せざるを得ないというのがにんともかんとも皮肉な感じがする。

偉そうに色々書きましたが、このブログを見ると全部解決!←最初に書けやw

hirokimochizuki.hatenablog.com
日本に住んでると、ヨーロッパや中東での事象からの直接の影響を受けることはほとんどないので、遠い国々での知らないできごとと捉えがちで、コミットするのに腰が引けるのも仕方ない気がするけど、せめて情勢だけはそれなりに知っておこうと思った次第。

カーナビのココロは親心(?)

私は運転が下手なので、カーナビは必要不可欠です(頼り切りともいう。自家用車を買うときにも、もちろんカーナビを付けて(オプションの中では一番安いやつでしたが・・・)、さらに3万円ほど足してバックモニタも追加しました。おかげさまで、バックモニタ付いてない車では車庫入れができない体になりました。

で、以前のエントリで書いたようにiPad Proを買いましたので、タブレットを使ったカーナビを体験してみました。カーナビアプリは色々あるのですが、「俺の育児」の中の人に勧めていただいたYahooカーナビを使ってみました。以下、iPadを使ったYahooカーナビのいいとこわるいとこ対決です。

promo.carnavi.yahoo.co.jp

1 カーナビデータとナントカは新しければ新しいほどよい
私の車に備え付けのカーナビに入っているデータは、3年ほど前のデータですので、例えば新東名の豊田東〜三ヶ日間が入っておらず、辛いです。また、ガソリンスタンドやコンビニは栄枯盛衰が激しく、3年前のデータと今ではけっこう違っており、給油したい時やトイレ行きたい時にキケンな状況になることがあります。その点、Yahooカーナビのデータはほぼリアルタイムで更新されているため、どの道を使うときも非常に快適です。また画面に出すコンビニやガススタの種類(ブランド)を選ぶこともできるのも、Yahooカーナビのいいところです。
Yahooカーナビの道データの難点を挙げると、細い道の一方通行情報が甘いことがありまして、走行中に方向転換しようとしたら実際には一方通行の道を逆走するような指示が出て、それに従ってしまい進退きわまったことがあります。カーナビにおんぶにだっこドライバーとしては、この辺を充実させてほしいものです(言うのは簡単。

2 画面は大きいのが正義、しかし・・・
よっぽどいい(高い)カーナビを買わない限り、iPad(約10インチ)のほうが画面が大きいと思います。当然、画面大きい方が見やすいですし、大きな地図を出せますので、走っている道の先がどうなっているのかをよりくわしく知ることができます。ただ、iPadを車の中で固定するのは難しいです。スマホを車の中で固定するグッズで、iPadなどの10インチくらいのタブレットも固定できるとしているやつは結構あるのですが、いかんせんiPad自体にけっこうな重さがあり、また運転中の車は揺れているため、かなりガッチリ固定していないと画面が揺れてしまう(そして酔う)ことになってしまいます。タブレットスマホ)を支えるアーム部分がしっかりしているやつを選べばよいのですが、そういうのはアームを調節するのが結構大変(硬い)になります。私の車では、運転席左のシフトレバー前にあるドリンクホルダーとエアコンとかを調節するパネルとの間の空間にうまくiPadをはめ込んでそこそこ固定することができたのでよかったですが。ただ、そうするとiPadの画面を見る時に視線が下がるので、運転中に地図を確認するのはちょっと難しいです。
じきに、車を買う時にカーナビオプションなしにすれば、カーナビが入るべき位置にタブレットスマホ)固定器具が付くようになる気がしますが、そうしたらカーナビが余計に売れなくなるので車のメーカーとしては辛いところかもしれません。

3 GPS精度
うろ覚えの聞きかじり知識ですが、車にそなえつけのカーナビのGPSは精度が高く、またタイヤの向き・回転数などをGPS情報を組み合わせることで車の位置をより正確に把握できるらしいです。というあやふや知識があったのですが、Yahooカーナビを使ってみて、画面上の位置と実際の車の位置が大きくずれることはほぼないと感じました。実際には多少の精度の差はあるのかもしれませんが、普通の人が気になるほどの差ではないと思います。ただ、Yahooカーナビでは大きめの交差点が近づくと、交差点までのおおよその距離が出てくるのですが(便利)、この距離の見積もりはたいてい過大評価になります。だいたい実距離の3〜4割増しくらいの距離が表示される感があるので、その分を差し引いた距離を表示するようにアップデートしたほうがいい気がします(素人考え。
あと驚いたのが、ipadを車の中で適当に置いてもわりと正確に車が向いている方向を正しく示すこと。たぶん車の位置の経時変化から正面方向を推定しているのではないかと思うのですが、うまくできてるなあと思います。

4 ないものねだり
当然ですが、タブレットでカーナビを使うとバックモニタはどうしようもないです。私みたいなバックでの駐車が不得意なドライバーにとってバックモニタは救いの神ですので、次に車買うときもバックモニタのためにカーナビを付ける気がします。
あと、私が持っているiPad Proには、True Toneという、周りの明るさに応じて画面の輝度・色合いを自動調節する機能がついているのですが、夜に運転していると画面がけっこう暗くなって、地図の文字とかが見えにくくなることがあります。(今のところ)iPad Pro特有の問題でしょうから、どうでもいいと思うのですが、なんとかして欲しい感あります(勝手)。


いろいろ書いてみましたが、こんな便利なアプリが無料で使えるのですから、いい世の中になったもんです。それなりに運転に自信があれば、車を買う時にカーナビオプションは必要ないと思いますので、それだけで10〜20万円くらい浮くことになります。買い手としてはありがたい限りですが、カーナビメーカーや車のディーラーはどうしていくつもりなんでしょうか。自動運転(自動車庫入れ)機能などの付加価値とカーナビ機能をセットにして売り出していくのかなあ、と(素人ながら)推測しますが、なかなか厳しいビジネスな気がします。数年前までカーナビは、ぼったくもといけっこう利幅が大きな商売だったでしょうから、落差が激しそうです。

まとめとしては、
1 タブレットスマホ)のカーナビアプリは高機能。運転に自信があるなら、車に備え付けのカーナビはいらんじゃろ。
2 10インチ(以上)くらいの大きさのタブレットを使う場合は、固定方法が難しい。画面の大きさを求めない場合は、スマホを使うほうがいいかも。
3 バックモニタ大好き人間は、ひきつづき備え付けカーナビを買おうや。

Macを修理してみた

仕事で使っているMacbook Proのディスプレイのコーティングがだいぶ前から剥がれるようになっておりまして、これはリコール対象になっており無償修理してくれるのですが、修理を頼むのが面倒で(剥がれの範囲が、画面の表示部分以外だったというのもあります)ずっとそのままにしておりました。ですが、ついに表示領域にもはがれが出はじめたので、重い腰を上げて修理をお願いしてみました。

10/27に、ウエブサイト経由で名古屋(栄)のApple StoreGenius Bar(カスタマーコーナー的なところ)を10/29(土)の日程で予約する。土曜日なので予約いっぱいかと思ったら、全然普通に予約できました。まあ発売されて間なしの製品とかがなかったので比較的空いてる時期だったのかもしれません。

10/29に、えっちらおっちらMacbook Proをかついで名古屋まで行きました。Apple Storeについたらけっこうな人。Genius Barを使ったことなかったので一階にいた店員さん(アップルロゴの入った青いシャツを着てるのでわかりやすい)に「Genius Barを予約してるんですけど・・」と言ったら「二階に行ってください」と言われたので2階へ。2階には(たぶん予約していない)Genius Bar待ちの人が20人位ならんでいてギョッとなりましたが、予約の旨を伝えるとすぐにカウンターに案内されました。対応できる人の手が空くまで、5分くらい待たされましたが、要件は予約時に伝えておいたので非常にスムーズに話が進みました。実際の剥がれの状況を確認したあと、ディスプレイ以外の機能の確認をひと通りすましたら、交換手続きの手順の説明へ。要約すると、
1 修理作業は一週間くらいかかる。
2 ディスプレイの交換なので、基本的にはパソコン内のデータはそのままで帰ってくる(はず)が、分解して作業する時にデータが失われる可能性がある(データのバックアップをしていることは最初に確認されました)。
3 ディスプレイごと交換(液晶に貼り付けている板だけを換えるのではない)なので、ディスプレイの裏に貼ってあるシールは全て廃棄となる(韮山反射炉とか、TAMIYAのシールを貼っていたので、非常に惜しかったのですが仕方ない。)本体の裏に貼ってあるシール(いわゆる備品シールです)はそのまま帰ってくる(はず)。
4 修理中に他の部位に問題が見つかった場合は、電話連絡で対応を聞いた上で有償修理。
といった感じの説明を受けました。
診断中に、修理後のパソコンをどう受け取るか(storeに取りに行くか郵送か)を聞かれたので、職場に郵送をお願いしました。郵送先の情報などはすべてipadで入力していきます。ipadの文字入力に慣れていない人にはちょっと厳しいかな?(たぶん店の人が代わりに入力してくれると思いますが)と思いました。

わりと単純な要件(請求金額もなし)のため、そのままMacbook Proを預けて終了でしたが、Genius Barで隣りに座っていた夫婦の方はハードディスクがクラッシュしたMacからデータを救出した上で修理するという、なかなかな難題をお願いしていたので、対応もかなりの長期戦(費用も結構かかると思われる)になりそうでした。ついでにiphoneの修理もお願いしてたし。というわけで、Genius Barに行くときは面倒がらずに予約してから行くべきだと思います。予約なしで行くと、数時間待たされるのも珍しくなさそうな気がします(週末だと。

で、一週間ほど修理にかかると思って、職場で余っていたMacbook air (11インチ)に外付けディスプレイをつなげて仕事をしていたのですが、11/1の火曜日に修理後のMacbook Proが届くという4日間での超速対応だったので大変助かりました。あと、修理報告書がApple謹製のクリアファイル(クリアじゃないけど)に入って送られてくるのはお得でした。

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企業の経営のことはよくわかりませんが、修理センターの維持・運営にもAppleはかなりお金をかけているのではないかと推測します。

てな感じで、今回の教訓は
1 Genius Barに行くときは予約をしよう
2 Appleのアフターサービスはいいぞ(ディスプレイコーティングの不具合を数年放置していたのは非常にアレですが。。。

3 剥がれのないディスプレイは超きもちいい